web技能検定
※作業実技試験は試験用のPCでwebデザインに関する課題に取り組む。
webデザインに関する国家資格であるwebデザイン技能検定とは、どのような試験なのでしょうか?また、試験を受けるべき人とはどのような人なのでしょうか?
webデザイン技能検定は、webデザイナーを目指す上で必要となる知識や技術が問われる試験です。試験区分は1級から3級までが存在しており、2級や1級の難易度は高くなりますが、webデザインに関する一定の知識を身につけているという証明になります。
合格難易度が高い資格ほど、世間的な評価の対象にもなります。webデザイン技能検定に関しては、3級は受験制限もなく、取得の難易度が低いのでスキルのアピールとしては十分とはいえません。実際、面接などにおけるアピール材料として考えるのであれば、受験制限が設けられており、高い難易度を持つ2級以上の取得が必要になります。
実技試験会場で用意されるPCには、ブラウザとテキストエディタ(全級共通)、Adobe Photoshop、Flash(またはAnimate CC)、Dreamweaver、Fireworks(1~2級)、ApacheやPHP(1級)などのソフトウェアがインストールされているため、試験本番までに使いこなせるようにしたいところです。
webデザイン技能検定を受験するべき人とはどのような人なのでしょうか?
webデザイン技能検定1級、2級、3級それぞれの難易度、合格後に得られる評価について詳しく解説していきます。
webデザインの仕事に興味を持っている人にとって、webデザイン技能検定は受験して損はない資格です。
webデザイン技能検定とは、web業界で唯一の国家資格であり、業界内でも注目されている検定試験です。運営は「NPO法人インターネットスキル認定普及協会」が担っており、元々は都道府県知事が国の実施計画に基づいて行うものでしたが、2001年より施行された改正職業能力開発促進法などによって、指定試験機関で実施ができるようになりました。
webデザイン技能検定の2級以上を保有していたとしても、webデザイナーの転職活動においては、持っている資格よりも「実際に何が作れるか」という実務経験の方が重視されやすいのが実情です。決して資格取得を目的にせず、あくまでスキルを高めることを目的にしましょう。試験勉強を進めつつも、実務を通して経験を積むことも大切です。